疲れが取れない

 朝起きるのが辛い、外出が疲れる、帰宅後は休息が必要、気力、食欲がない、血色が悪い、食後は胃もたれがする、冷え症、腰がだるいなど最近このようないくつかの症状はありませんか?

 生命エネルギーの貯蔵庫である「腎」の働きが充実していることが、消化器系の機能や血液を保護する役割を持つ「脾」を円滑に機能させることで「血」をはじめ「気・水」、さらに「精(生命エネルギー)」が生成されます。またその循環によって相互作用が生まれ、健康が保たれると考えられています。つまり、腎精の不足が「疲れたー」と脳に感じ、様々な症状につながり、それにより「気」も消耗してしまい、動けなくなるのです。

 昨年は沢山の方が腎精不足の症状でご相談にこられ、漢方薬で元気になられました。半月、1か月で効果を実感された方が多く、不妊症の方や元気のなかったお子さんまでも、飲んだ後の違いがわかります。健康で軽やかな1年でありたいですね。

日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり

2014.03.10