じんましん

 蕁麻疹にはアレルギー反応によるものと、非アレルギー反応とがあります。始めは、皮膚に発紅が現れ、その中心部に粟粒大の膨疹がみられ、それが急速に大きくなり、円形、楕円形、地図状、線状など様々な形態と大きさを示します。

 ほとんどの場合は痒みを伴いますが、発現のみで痒みがない場合もあります。紅斑と膨疹が数時間で消退しますが、1日から数日にわたり軽度の紅斑や、膨疹が持続する場合があります。発症誘因は、気温の変化、食生活、生活環境素因、ストレス、不規則な生活、過労、ウィルス感染、薬剤性などなど、一言“じんましん”と言っても原因はさまざまなので、長い間処方された薬を服用しても変化が見られずに、いつ出現するかわからない痒みで悩んでいる慢性蕁麻疹の方は、中成薬で体質改善されることをお勧めします。

 皮膚病が増え続ける現代、治る手段が少ない中で、中成薬(煎じ薬の煎じる手間を省き、顆粒や丸剤などの、飲みやすい形態になったもの)による効果、症状の改善、再発防止、美肌づくりなど、多くの期待が寄せられています。その方に合った漢方薬をお飲みいただくために、詳しく発症の誘因と考えられることや、体質などをチェックするカウンセリングを行っております。ご予約ください。

日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり

2014.07.23