生理前緊張症(PMS)

症状を感じるようになって、当店にいらっしゃるまでの経過は?

 月経前の症状(精神面・身体面)に長年悩まされていたので、何とか改善したいと思い、婦人科医へ相談したところ、低容量ピルの服用をすすめられ、飲みはじめたのですが、症状の改善を自覚する前に、副作用(吐き気や、イライラの悪化等)がでたために、婦人科医よりすすめられツムラ漢方をいただきましたが、特に改善せずにおりました。

 そんな折に、家族より勧めもあり、ご相談に寄らせていただきました。それまでも過去に数年間漢方医(イスクラさん)の先生に、お世話になったことがあり、その時に”自分には漢方が合っていた”という様な思いを持ったことを思い出し、体質や症状等あわせてご相談させて頂きたいと思ったのがきっかけです。

当店をお知りになったきっかけは?

 姉がお世話になっており、一度ご相談させて頂いては?とすすめられました。

現在のご様子・改善された症状は?

 以前よりも体力がつき、まず体が動く(自然と動く)という事が大きな変化だと思います。同時に気分も上向き(月経前でも)でいられることが多く、今まで中断をしていた様々な事を再開できそうな気分(意欲)が大きく、自分に戻ってきている様に感じています。

 月経前~月経中(というほぼ半月にあたる時間)を症状とただ向き合っているだけで、ただやり過ごしていた時に比べて、自分の毎日の生活を楽しんだり、計画を持って過ごすことが出来るのが、嬉しい変化です。(辛い時期は記憶力が低下していたようで、様々なことの記憶があいまいでした。)

 まだ”絶”好調とまでは改善してないのですが、以前の自分の日々から比較すると比べものにならない程に、身体にポジティブなパワーを感じています。身体上の変化としてはむくみが少なくなったことや、お肌(脂性肌)が少々づつですが改善されてきたように感じます。

 いつも大変ご丁寧に相談にのっていただき、本当にどうもありがとうございます。

こだいら漢方堂より

 長年月経不順とPMS(月経前緊張症)に悩まれ、月の半分は体が思うように動けない状態でした。さまざまな症状が混在し、精神的にも不安定だったようです。

 正職の頃、ご本人は仕事が楽しくてストレスはなかったと話しておりましたが、多忙が続き、相当気(エネルギー)を消耗していたのだと思います。

 忙しいと自分の体のケアーが後回しになっていたのでは。車のエンジンをかけ続けてオーバーヒートの結果、月経周期のみだれ、PMSの悪化など色々な不調を感じ始めます。今は十分自分を振り返って、健康を取り戻す時期なのだと思います。

日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり

2013.06.05