多くの人が悩まされている頭痛。強い痛み、慢性的な頭痛は日常生活に支障をきたすこともあります。鎮痛剤に頼っている方の不安は意外に深刻です。
風や湿気など外から入ってくる邪気の影響で起こる「急性の頭痛」はズキズキ、ガンガンする強い痛みが特徴。キリキリ刺すような痛みや、重く締め付けられる様な痛みが多い「慢性の頭痛」で、一般的に多くみられる偏頭痛などはこのタイプにあたります。
中医学では、こうした頭痛の主な原因は「不通則痛(通じざればすなわち痛む:流れが滞ると痛みとなる)」と考えます。つまり、気や血の流れが悪くなると頭痛などの痛みが発生すると言うことです。ドロドロ血液、水分代謝の低下、ストレス、かぜなどが主な原因となります。
また、脳に大切な「気(生命エネルギ)」や、「血」が不足すると起こる状態を「不栄則痛:栄養が足りなければ痛みとなる」といいます。
このように、頭痛は身体全体の問題として考えることが大切です。鎮痛剤に頼らないで頭痛が起きにくい体質改善を、ぜひ貴女も漢方を試してみてください。
季節の変わり目に多い気圧の変化、寒暖差などで起こる頭痛に悩まされている女性のご相談はとても多いです。頭痛が始まると『明日は雨か!』天候の変化をキャッチしては寝込んでいた辛い症状の多くの方に、「頂調顆粒」を飲んで効果を実感していただいています。「頂調顆粒」は頭痛、頭重、偏頭痛、めまい、鼻詰まり、血の道症(月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性ホルモンの変動に伴って現れる精神神経症状)で悩まれている方にも飲んでいただいています。自分の体質を見直しながら、気、血の流れをスムーズにして、不調だった毎日が快適に過ごせるようになると嬉しいですね。
日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり