バルトリン腺膿瘍を繰り返し、漢方薬を飲み始めて1年ですっかり嚢胞が消えた方の体験です。
30代後半の方です。1年前からバルトリン腺嚢胞を形成していることは気づいていましたが、痛みがないので様子を見ていました。
直近、バルトリン腺嚢胞が腫れて、痛みを伴い受診。抗生剤が効かず再度受診、穿刺をしました。ですが、1週間も経たないうちに又大きく腫れ、痛みで切開、次の日に又腫れと痛みが酷くなり、夜中に自壊しました。
2週間の間に処置を何回しても繰り返し、この病気について調べていくうちに漢方で良くなるのならと、ご相談いただいた経緯です。
短い間にバルトリン腺膿瘍を繰り返している原因の一つに、免疫力の低下が疑われます。何らかの菌に感染して炎症することで、腫れと痛みで患部が悪化します。体力があるように思っていても、睡眠不足であったり、知らずに体力を消耗していることが、自分の弱いところに症状として現れやすくなります。
消炎、抗菌、解毒の漢方薬を飲んでいただいて2週間後、再発せずに落ち着きました。ご本人「嚢胞がどこにあるのか殆どわからない程に!それが飲んで次の日に感じた。心強いです!」との感想でした。その1ヶ月後、しゃがむと親指大の嚢胞を感じたり、小さくなったり、でも又腫れと痛みで再発、鶏卵の大きさになり、中で破れたのか膣から2日間排膿して枝豆ほど小さくなったり、と変化がありながら漢方を続けていただいた効果が、「2、3週間前から何もない!性交後も腫れなくなった!」と喜んでいらっしゃいます。
バルトリン腺が詰まっていること、免疫力が低下していたこと、漢方薬を飲むようになってから一進一退はあるものの、症状がすっかり落ち着いて治癒の目標に近づいています。病院に駆け込むことなく安心して飲み続けられること、QOL(生活の質)を維持できる事、多くの方に大変喜ばれています。
日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり