40代、発症歴は4、5年前の方です。
バルトリン腺嚢胞の存在に気づいたのは性交後に腫れるようになってからです。それでも性交後に腫れても2、3日で元の大きさに戻っていたのでしばらくは様子を見ていました。でも1年前から性交後に戻らなくなった事、3~4センチのバルトリン腺嚢胞が更に大きくなることなどが不安でご相談いただきました。
長い間に嚢胞の内容物はドロドロの膿に変化していると考え、粘度を改善して吸収しやすくなる3種類の漢方を飲んでいただきました。同時にこれらの漢方はバルトリン腺の開通も期待できます。(個人差があります)2ヶ月後、1、5センチ位に小さくなりました。
その1ヶ月後、バルトリン腺嚢胞は性交後に一時的に腫れるが戻るようになり、4、5年前の大きさまで縮小しました。
更に嚢胞が小さくなることを期待して、解毒、排膿、免疫増強、気(エネルギー)を補う1種類の漢方に変更して3ヶ月、嚢胞は更に柔らかく小さくなり、一番安心したのが、性交後には腫れなくなりました。目標のバルトリン腺が開通したと思われます。
漢方を飲み始めてから毎月バルトリン腺嚢胞が小さくなる嬉しい変化に、安心して続けていらっしゃいます。
日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり