★1例目:バルトリン腺疾患の発症は8年前、左右に発症歴がある方です。
右側は切開後幸いに嚢胞は消えました。左側後方を昨年切開しましたが、その半年後に膣横にアーモンド大に腫れました。その前方にもあるそうです。家族の介護で睡眠不足が続いています。何度切開しても根本の体質が変わらなければ再発を繰り返す、と思い相談されました。
漢方を飲み始めて3日後に、以前切開したところが自壊、その4日後に膣横が自壊し、1か月で皮膚表面は平らになり、中にしこりがあるだけになりました。漢方は少ない量で続けていましたが、それから又以前切開し自壊したところが又自壊。よほど免疫力が低下していたのでしょう。でもしばらくしてしこりだけに戻りました。その後3カ所共再発することなく半年以上経過しています。介護の手は止められませんが、バルトリン腺の症状が無く動ける喜びをお話しされていました。
★2例目:50代の方、発症歴は10年です。痛みもそれ以上の腫れもなかったので長い間放置していました。だんだんと膨らんできてピンポンうずらの間ぐらいの大きさになり、生活に支障を感じるようになったため、漢方で良くなれば、とご相談いただきました。
10年間放置している嚢胞の分泌液は、粘着性、膿、塊の状態に変わり、漢方を飲んでも変わらない方が多い事を理解していただいた上で、飲んでいただきました。2ヶ月は変化がありませんでしたが、盛り上がっているところに小さな山ができ、押すと痛い、とのお話があった翌日に、なんと自壊したのです。その後 何日かでそら豆のしこりに変化、そのしこりが3ヶ月後には感じられなくなるまでに治癒されました。
この方は以前、他の症状で病院から漢方薬を処方されて飲んでいましたが、今回の効き目にとても驚きと喜びで、このすっきりしている現状が変わらない事を願いながら漢方を続けていらっしゃいます。
日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり