症状を感じるようになって、当店にいらっしゃるまでの経過は?
婦人科でホルモン治療を1年程していたが、なかなかできず、ホルモン剤を月に何個も使うことに疑問を持ち、知人のすすめで。
お店をお知りになったきっかけは?
知人から聞きました。
現在のご様子・改善された症状は?
貴店に初めて来たのは、平成20年1月頃でした。今までの婦人科とは違い、大塚先生が1対1で話を聞いてくれました。ホルモン剤を中止して漢方だけにしたところ、体温表がガタガタになり、今まではホルモン剤で高温期になったりしたことが、すぐに分かりました。漢方を飲みながら体温表をつけていて、無排卵月経であることがわかった。
漢方を飲み続けていたところ、だんだんと低温期と高温期に分かれていきました。体もポカポカし、ずっと悩んでいた髪の毛が薄いことが改善されました。それでも私の場合はなかなか妊娠せず、友人が次々に子どもができたとの報告を聞くのが、とても苦痛になっていきました。競争ではないのに、自分より後に結婚した友人がみんな子どもができて、自分だけ置いていかれる気がして、すごく不安でした。焦りと今後子どものいない人生のことも考えたり、自暴自棄になった時期もありました。友人のおめでたいことを心から祝福できない自分が嫌で、こんな私だから赤ちゃんも来てくれないのかなと思ったり・・・。
でも、いつでもどんな時でも、先生はゆっくりとちゃんと私の話をきいてくれました。「大丈夫だから、絶対できるから」と、いつも励ましてくれました。先生のおかげでもう少し頑張ろうと思い、体外受精に挑戦し、今回妊娠することが出来ました。病院の先生から、卵の質がいいと言われました。これも漢方のおかげだと思います。でも私にとっては、いつも話を聞いてくれた大塚先生のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
こだいら漢方堂より
初めてご相談にいらした時は、顔色が悪く、疲れているご様子でした。基礎体温はホルモン治療の効果は見られず、上がったり下がったりを繰り返し、誘発剤も続けていた結果なのか、月経量が少ないと心配されていました。
若いので焦らず自力でホルモンの分泌が増える様に、“体づくりから”とホルモン治療はお休みして、漢方薬のみで様子を見ることにしました。周期が長く、排卵がない無排卵周期症でしたが、漢方薬を続けて1年経った頃から自力で排卵するようになりました。その頃に婦人科を受診し、誘発剤を使いましたが、まだ反応が弱かったため、「もう少し漢方薬で妊娠しやすい体づくりを目指しましょう」とお話し、継続して下さいました。
長い不妊治療になりましたが、希望を持ち続けて叶えられた喜びは、お腹の中ですくすく育っている赤ちゃんの映像を見るたびに、大きくふくらんでいることでしょう。私も一緒に学ばせていただきました。ありがとうございました。赤ちゃんを抱かせていただける日を楽しみにしています。
日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり