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周期調節法

 今回は中医学の不妊治療法「周期調節法」について、少しわかりやすくお話したいと思います。女性の基礎体温は、高温期と低温期の二層に分かれています。生理周期は個人差がありますが、28~35日が理想とされています。月経期、卵胞期、排卵期、黄体期と4つの変化があり、「周期調節法」は、この変化に合わせてその時期に必要な力を漢方薬で補う方法です。月経期は、子宮内膜がはがれて生理を迎えます。古い血液をスムーズ排出させる漢方薬を用い、次の周期に向け、子宮を整えます。 続きを読む

2006.01.06

子宝を切望されて

 病院で不妊治療を受けているが、「結果が出ずに疲れてしまった」とストレスと不安を抱えてご相談される方が増えています。西洋医学は体外受精という画期的な技術を生み、遺伝子治療で更なる発展を遂げようとしています。しかし実際には、よい卵子とよい精子があれば妊娠できるというわけではなく、着床できないために、せっかく治療しているのに妊娠できないというケースも少なくありません。その理由は、母体の準備ができていないことにあります。 その弱点を補うことができるのが、中医学による「健康な体づくり」であり、女性の体の自然なリズムを整える「周期調節法」です。 続きを読む

2005.12.06