50代の女性のご相談です。まぶたが赤く腫れています。鼻先から頬にかけて紅斑がみえます。指先で掻いてしまい、鱗屑(かさかさ)で突っ張るようなしわになっています。
この方は、半年前に一度同じようなトラブルがでましたが、その時は化粧品を止めたら治まったそうですが、しばらくして再発したため、皮膚科の治療をしたものの、悪化する一方なので治療を中止し、来店されました。化粧水がしみるようになったので、それが原因かもしれないとの事です。お肌が白く、薄く、とてもデリケートのようです。
生薬が配合された中医式スキンケア法を使ってお肌の炎症を修復する方法をアドバイスさせていただきました。2週間後、中心部の紅斑は改善、頬はうっすら赤い程度までになり、その一か月後には肌のトラブルはすっかり回復することができました。
春の花粉によるお肌への刺激や、季節の変わり目でトラブルが多い時季でもあります。また、更年期ごろから今まで使っていた化粧品が急に合わなくなり、刺激を感じることがあります。デリケートになっていますので、無理に使い続けることは避けましょう。ご相談ください。
日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり