授かると信じて

 30代の方です。たまに生理周期がみだれ、心配で婦人科クリニックへ通われていました。卵管造影検査、ホルモン検査、頸管粘液、など一連の基礎検査を受けた中で、フーナーテストの結果が2回とも不良だったとの事です。カウンセリングをさせていただき、現在どのような状況なのか、体質、精神面など、デリケートになっていないか、基礎体温表を見せていただきながら、詳しくお話しさせていただきました。

 フーナーの検査をもう一度予定されているそうなので、注意していただきたい事柄を話し、飲んだところ、結果は良好。不良の原因は性交の間隔を開け過ぎたことでした。血を補って巡りを良くし、体を温め体力をつける婦宝当帰膠、さらに腎精を充実させて気血を補う参茸補血丸を飲んでいただきましたところ、一か月後月経が順調で、痛みが全くなかったそうです。

 また、気持ちが安定し不安も解消され、表情が穏やかになられていたので、思わず、「妊娠近いわよ」と言ってしまいましたが、次の周期に見事に妊娠されました。この結果はきっとご本人が納得されて、前向きに過ごされた結果だと思います。

妊娠するためには…男性側の条件として
  1. 正常な性機能を持つこと
  2. 元気な精子があること が必要です。

 男性力が低下すると、妊娠に大きな影響を与えます。実際に不妊の原因は男女半々を占めると言われています。

  • 精子の数が少ない=特に1000万未満なら、自然妊娠は難しいとされています。
  • 精子の運動率が低い=運動率が低いと,卵子と出会う卵管膨大部まで到達できない卵子の殻(透明帯)を破れず受精できない。
  • 奇形精子が多い=奇形精子は遺伝子情報の欠損や運動率低下などがみられ、受精しづらい。

 
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日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり

2012.03.01