バルトリン腺嚢胞、漢方服用での経過

症状を感じるようになって、当店にいらっしゃるまでの経過は?

約15年程前、突然腫れている事に気付き病院へ行き注射器で抜いてもらいました。
それから一度も繰り返す事もなく腫れた事さえ忘れて過ごしていました。
が、昨年また突然腫れに気付き、痛みはそれ程無くピンポン玉位の大きさになり病院へ。
即、切開になりギュウギュウ内容物を絞り出されました。
それでも腫れと痛みが残り、一週間後二度目の切開。
ここで初めてこの病気に関して色々調べ始め、手術以外で何か方法はないか?と思い漢方薬での治療を知りました。

当店をお知りになったきっかけは?

ネットで知りました。この病気の情報は本当に少なく、あっても同じような簡単なものばかり。その中で一番気になったのが、こちらのホームページでした。はっきりと「バルトリン腺」という文字を見たときに、ここなら大丈夫かな!と思いました。それでも「漢方薬で本当に治るの?」という驚きと不安で、他の漢方薬局等も検索しましたが、どこにもバルトリン腺に関する情報はありませんでした。
2度目の切開後、まだ少し痛みと腫れが残っている時にお電話しお伺いさせて頂きました。

現在のご様子・改善された症状は?

漢方薬を飲み始め2~3日で痛みも腫れも無くなりました。早い効果に漢方薬への不安はすぐに無くなりました。その後も種類や量が減り、予防のためにも数カ月飲み続けました。症状を感じる事もなく「もう大丈夫」と思い漢方薬を終了させて頂きました。ところが半年後、まさかの再発。ショックでした。ここで改めて慢性嚢胞がそんなに簡単に無くなるものではないと痛感。すぐにまた送って頂き飲み始めて10日間程、これまでで一番大きく腫れ痛みも限界となった頃初めての自壊。1週間程排膿し終わると何やらブニョブニョした痛みの無い水膨れのようなものが残っていました。漢方薬は量が減り飲み続けていました。ブニョブニョは大きくなったり小さくなったりを繰り返していましたが、自壊から3カ月後また腫れ始め、これまでとは違い大きく腫れても柔らかいまま。でも小さくなる気配は無く、病院へ。痛みが全く無かったので注射器で抜くことに。ピンポン玉程の大きさがうずらの卵くらい小さくなり、1週間後、経過観察で再受診。うずら程の腫れはそのままだったため、再度注射器で抜き、すると、先生も驚くほど「全部抜けたみたいですよ。全く残ってないみたい」と。自宅に戻り自分でも確認してみると、腫れは全くなく平らに。ブニョブニョしていたものまでキレイに無くなっていました。腫れが大きくなっても柔らかく痛みが出ないのは漢方薬の効果だなと実感していましたが、注射器で抜いただけで3カ月もあったブニョブニョまでも無くなったのには驚きでした。やはり慢性嚢胞は漢方薬でもすぐに効果を実感するのは難しかったですが、飲み続ける事で明らかに変化を感じることが出来ました。

こだいら漢方堂より

初回のカウンセリングから2カ月ですっかり安心され「お休みして様子を見たい。」との事で、中断されました。半年後、再発のお電話が入り、「膿瘍なので自壊させましょう」と又飲み始めてから現在に至るまでを詳しく書いて下さっています。漢方を飲み続けることにより、嚢胞の内容物が明らかに柔らかくなり注射器でほぼ抜けたのだと思います。

日本中医薬研究会会員 日本不妊カウンセリング学会会員 こだいら漢方堂 大塚みどり

2018.05.23